デトックスダイエット
食事は最も重要なデトックスです。有害物質が身体の中に入らないように、食材の選び方や調理の仕方などに気を使ってください。食材は、無農薬や有機栽培で購入するようにするとよいでしょう。食材を購入するときは食品表示をチェックする癖をつけ、添加物などをなるべく取らないことも大切です。
野菜は流水でよく洗うことにより、農薬などはかなり落とすことができます。野菜をしばらく水につけておくとよりたくさん農薬を落とすことができます。野菜も肉も魚も生よりは一度湯通しした方が、洗うのと同様に毒素を落とす効果があります。唾液には解毒や殺菌作用があるので、食事をするときはよく噛むようにしましょう。よくかむと唾液がたくさん分泌されます。
食材には①体内の有害物質を吸収させにくくする食材②有害物質の無害化を助ける食材③有害物質の体外への排出を促す食材があります。これらの食材をバランスよく取ることで、体内に入った毒素から、体を守ることができます。
①体内の有害物質を吸収させにくくする食材
有害物質を吸収させにくくする成分のひとつにイオウ化合物があります。。ネギやニラ・ニンニク・タマネギなどに、におい成分として含まれています。イオウ化合物には、水銀や鉛などの有害金属だけを選んで結合する性質があり、鉄や亜鉛など、体に必要な微量金属は体にとどめたまま、有害金属だけを排出することができます。また、香菜）にも、水銀・ヒ素・鉛・カドミウムなど有害金を排出する作用のあることがわかっています。ニンニクやネギなどは、薬味などとして毎日食べることを心がけるとよいでしょう。
②有害物質の無害化を助ける食材 イソナオシアネートという成分は、肝臓における解毒作用を高めます。 イソナオシアネートは、ブロッコリーやカリフラワー・キャベツ・大根など、アブラナ科の野菜にふくまれています。また、必須ミネラルの一つのセレニウムには、有害金属を無毒化する作用があります。セレニウムは、ニンニク・ネギやタマネギ・海藻などにたくさん含まれています。
③有害物質の体外への排出を促す食材 食物繊維には、腸の中で有害物質を吸着し、便といっしょに排出する働きがあります。リンゴやゴボウ・海藻類・キノコ類などには、食物繊維が豊富に含まれています。
ファスティング
ファスティングとは、日本語では「断食」と訳されますが、本来の目的は環境中に存在する化学物質と毒物から体を遠ざけることです。ファスティングは一般的な断食とは異なり、半日～３日間通常の食事をストップし、その代わりにビタミン・ミネラルを豊富に含んだ発酵野菜ジュースで、必須栄養素を補うという一種のダイエット法になります。ファスティングは、単に痩せることだけが目的ではなく、体内に必要なものは残したまま、蓄積された有害物質や老廃物を排出し、その上余分な脂肪も燃やし、血液の循環をよくするという革命的なダイエット法なのです。
| メニュー欄 |
